高崎音楽祭 ゴスペラーズで華々しく開幕

(2018年09月11日)


2日間で3,800人超が来場

 第29回高崎音楽祭のオープニングとなる「ゴスペラーズ ビッグバンドコンサート」が9月8日と9日、群馬音楽センターで開催された。

 2日間で3,800人を超える人が訪れ、5人組ボーカルグループ「ゴスペラーズ」が満員の観客の前で、美しい歌声を披露した。

 ゴスペラーズは高崎音楽祭に3年連続の出演。軽妙なMCや息の合ったハーモニーやダンスなど、時に観客とやり取りをしながらさまざまな演出で会場を盛り上げ続けた。

 演奏は、高崎市出身の音楽プロデューサー・笹路正徳さんがバンドマスターを務める17人編成の「GBB(ゴスペラーズビッグバンド)」が担当し、豪華な演奏で5人の歌に華を添えた。

 公演の2日間、高崎市内中心市街地の宿泊施設はほぼ満室状態。終演後は高崎音楽祭のパンフレットを手にした人が高崎駅前を回遊するなど、まちなかのにも大きな賑わいをもたらした。
 高崎音楽祭は、今月29日(金)まで日本舞踊、ロック、ポップス、ジャズなどさまざまなジャンルの9公演を行う。

 次回公演は、9月14日(金)にシティギャラリーで開催される「上野三碑ユネスコ『世界の記憶』登録記念 羊太夫の燈火(ともしび)」。日本舞踊家の藤間信乃輔さんが、上野三碑の一つ、多胡碑にまつわる伝説をモチーフにしたオリジナルの朗読と舞踊を披露する。

 詳しくは高崎音楽祭HPへ。(G)

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