「Gメッセ群馬」指定管理候補者を選定
(2018年08月30日)
コンベンションリンケージと群成舎などがJV
群馬県は高崎競馬場跡地に建設を進めているコンベンション施設「Gメッセ群馬」の指定管理者候補の選定結果を8月23日に発表した。
選定されたのは、「Gメッセ運営共同事業体」で、代表企業は株式会社コンベンションリンケージ(東京都千代田区)、構成企業は株式会社群成舎(高崎市) 群馬綜合ガードシステム株式会社(前橋市) 鹿島建物総合管理株式会社(東京都新宿区)。
代表企業のコンベンションリンケージはコンベンションやコンベンション施設の運営、管理、コンサルティングを業務としており、実績として41施設を示している。
群馬県は選定理由として、(1)代表企業本社に東京営業担当を配置し、首都圏に集中する主催者への誘致活動を積極的に行い、従来県内でできなかった規模・内容の学会・大会や新たなイベントの開催が期待できる。(2)県外の類似施設に対する競争力のある料金設定や、県への納付金など、経営収支に関する前向きな提案が評価できる点を挙げた。
事業計画では、
コンベンション事業だけではなく、音楽、演劇、演芸、スポーツなどのエンターテインメントの誘致。
医療やヘルスケアなどの健康科学産業、次世代自動車やロボット産業、環境、新エネルギーをはじめとする多様な産業集積や交通結節点としての立地を活かした展示会の開催に向けた取組みの推進。
経済効果を地域全体で享受する仕組みの構築。
コンベンションのプロを地元で育成し、地域に根差した運営を行う。
料金設定では、近隣の競合施設と比較して競争力のある利用料金を設定することで全国規模の会議やエンターテインメントの誘致をめざす。
収益面では、積極的な営業により稼働率を向上させ収入を確保し、長期的視野に立った適切な施設管理により収益を還元する。還元方法については県と検討する。
―などが盛り込まれている。
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