松竹大歌舞伎
(2018年08月27日)
片岡愛之助の義経千本桜
今年も松竹大歌舞伎が9月1日(土)に群馬音楽センターにやってくる。午後2時開演で、今を時めく片岡愛之助はじめ、中村松江、中村壱太郎、市川門之助らが出演する。今回、愛之助が演じるのは歌舞伎三大名作のひとつ「義経千本桜」の狐忠信。特に今回は長年熱望していたという通称四の切『川連方眼館』の名場面を初めて演じるとあってファン必見の舞台となる。
最初に上演されるのは『道行初音旅』。都を追われ身を隠す源義経を追う静御前とお伴の佐藤忠信の前に、静御前の鼓の皮を親とする子狐が忠信に化けて現れる。花盛りの吉野山を背景に艶やかな舞踊で表現される華やかな一幕だ。
続いて注目の『川連方眼館』は、義経が忠信に化けた狐やその想いを見抜く名場面。本物の忠信と狐の演じ分けや、歌舞伎の醍醐味である鮮やかな早替わりや仕掛けなど随所に見所があり目が離せない。
また、女形の若手ホープ中村壱太郎が演じる静御前の艶やかな舞、はまり役と言われる市川門之助の義経、駿河次郎を演じる中村松江の懐の深い演技なども見どころだ。
会場:群馬音楽センター
日時:2018年9月1日(土) 午後2時開演(午後1時15分開場)
チケット:[S席]完売 [A席]3,000円
※友の会割引あり
問合せ:群馬音楽センター TEL.027-322-4527
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