第13回 高崎演能の会
(2018年07月25日)
下平克宏、野村萬斎ほか出演
東京を中心に活躍する傍ら、地元群馬の各地で公演やレクチャーを精力的に行い、能の普及に尽力している高崎市出身の観世流シテ方能楽師・下平克宏による「第13回 高崎演能の会」が、7月31日(火)に高崎市文化会館で行われる。昼の部と夜の部の二回公演で、和泉流狂言方の野村萬斎や観世流シテ方で人間国宝の野村四郎も出演し、昼夜それぞれ異なるテーマと演目を披露。能の世界を存分に堪能できる。
13回目となる今回の演能の会は、昼の部は『能を楽しむ 心のおもむくままに』と題し、冒頭に下平克宏によるお話しと解説、五人囃子見参と続き、野村萬斎出演の狂言「蚊相撲」の奇想天外な笑いで観客を楽しませ、能「羽衣 和合の舞」の透明感あふれる風情で魅了させる。
夜の部は『蝋燭能 炎が描き出す幽玄の世界』と題し、歴史家の手島仁による解説のあと、人間国宝・野村四郎が仕舞で「頼政」を演じ能の醍醐味を存分に披露。狂言はふたたび野村萬斎が出演し「文山賊」でおおらかな笑いを誘う。そして能「葵上 梓之出」で下平克宏が六条御息所を演じ、恐ろしくも美しい幽玄の世界を作り上げる。
会場:高崎市文化会館
日時:2018年7月31日(火)
《昼の部》午後2時開演(午後1時開場)
《夜の部》午後6時30分開演(午後5時30分開場)
チケット:全席指定 [S席]6,300円 [B席]3,800円
※友の会割引、U-25割引あり
問合せ:高崎市文化会館 TEL.027-325-0681
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