パリ五輪も視野 日仏ソフトボール交流
(2018年06月17日)
高崎合宿に成果
ソフトボール女子フランス代表とソフトボール女子日本代表が、高崎でそれぞれ合宿を行っており、両チームの歓迎レセプションが17日に市内ホテルで開催された。
フランス女子代表は、日本ソフトボール協会が招へいしたもので、高崎には国内トップチームのビックカメラ高崎と太陽誘電が所在することから、フランス代表の合宿地に選ばれた。フランス代表はビックカメラ高崎、太陽誘電と練習を行い、東京ドームで行われる日米対抗ソフトボールを観戦し、帰国する。
2020年の東京に続き、2024年パリ、2028年ロスアンゼルスで夏季オリンピックの開催が決定しており、2024年パリでの競技採用に向けて、ヨーロッパ・アフリカ地域でのソフトボール競技の普及活動が重要となっているという。
フランスソフトボール協会のディディエ・セミネ会長は「2024年に野球・ソフトボールが採用されるよう、全力を尽くさないといけない。この合宿にはたくさんの練習、努力がありたくさんの友情が生まれました。日本の強豪チームから学ぶこともたくさんありました。日本ソフトボール協会と高崎市に心から感謝しています」と話している。
日本代表チームの宇津木麗華監督は「日仏のソフトボール競技の交流は、今回が第一歩」、日本ソフトボール協会の三宅豊副会長は「ムーブメントを高めていくために、フランスと交流していきたい」と話し、今後もさらなる交流に力を入れていくようだ。
高崎市の富岡賢治市長はフランス語であいさつし、「高崎にはソフトボールを愛する人がたくさん増えている」などと日仏の代表チームを歓迎した。2024年パリに向け、ソフトボールシティ高崎の貢献となりそうだ。
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