高崎店開店50年 感謝の気持ちで地域に貢献
(2018年05月27日)
スズラン高崎店・安中店長
昨年11月にスズラン百貨店高崎店の店長に安中隆二さんが就任した。スズラン高崎店は、昭和43年(1968)11月に開店し、今年50周年を迎える。スズラン高崎店が開店した頃は、高崎の中心商店街に大型店の出店が始まり、高崎の商業環境が大きな変化が生まれていた。その後、中心商店街の大型店が再編される中で、スズラン高崎店は、地元資本のデパートとして、市民に愛され続け、高崎の発展に貢献してきた。
「スズランは地域に根差した地元の百貨店です。お客様のニーズを商品として具現化するのが私たちの仕事」と語る。顧客ニーズは多様化し、今春はスポーツ館を本館に統合した。
「50年にわたってお客様がスズラン高崎店を大切にしてくださり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」。安中店長は昭和57年4月に入社し、高崎店に配属されて以来、ひたすら高崎店ひとすじに歩み続けた。高崎店の主力となる婦人服売り場に長く携わり、現場で叩き上げられた生え抜きの店長だ。「一つひとつの売り場の魅力を磨き上げていきたい。幅広いお客様に買い物を楽しんでいただける店舗をめざしています」と意気込みを語る。
今、高崎には新たなにぎわいが生まれており、にぎわいを市街地全体に広げていきたいと安中店長は考えている。「高崎には商都の歴史と伝統がある。高崎のにぎわいづくりに貢献させていただきたい」と語る。スズラン高崎店は、高崎の中心商店街西側に所在するロケーションや平面駐車場の来店しやすさが女性客に支持されている。買い物でポイントが貯まるスズランカードも大きな魅力。「お客様に喜びとご満足をお届けしたい」と基本に立ち返り、秋には50周年記念イベントも予定しているそうだ。
■安中 隆二さん(あんなか りゅうじ)
昭和34年1月生まれ。生まれも育ちも高崎の高崎っ子。高崎をこよなく愛し、商店街や高崎市、高崎商工会議所などとも連携し、まちなかのにぎわいづくりに貢献したいと考えている。異動せずに高崎店だけの勤務は、社内でも珍しいそうだ。
高崎商工会議所「商工たかさき2018年5月号」
-
前の記事 倉渕サッカー場がオープン