数字で見る高崎の都市力2018(2)ビジネス編
(2018年05月25日)
ライバルは50万都市
高崎市をランキングしてみると… 全産業売上
■全国31位・群馬県最大の経済規模
【平成24年経済センサスに見る経済規模】
高崎市は商業、工業、農業の各分野がバランスよく発展している。平成24年経済センサスをもとに、国が市町村ごとに試算した全産業の売上合計を見ると、高崎市は4兆9,515億円で、群馬県で最大の産業規模となっている。全国順位を算出すると、高崎市は31位となっている。政令市20市を含めたビジネス力ランキングとして、31位は高崎市にとって座りの良い順位であるように感じられる。
群馬県内の都市では、前橋市が3兆3,154億円、太田市が3兆1,108億円。北関東では、宇都宮市が6兆7,489億円、水戸市が3兆2,958億円となっている。
高崎市をランキングしてみると… 商業
■高崎市の商業売上は全国15位
【平成28年経済センサスに見る商業売上】
平成28年経済センサス活動調査「産業別集計(卸売業,小売業)」をもとに都市順位を集計した。
平成28年調査の高崎市の売上額は、卸売業が2兆5,692億円、小売業が4,877億円、卸売業・小売業の合計額は3兆570億円で、前回の平成24年調査よりも合計額で6%増となった。
高崎市の全国順位は15位となり、前回の平成24年調査の14位から1ランクダウンとなった。前回15位だった岡山市と入れ替わったかたちだ。
高崎市は、中核市では引き続き1位となっている。20位内の都市は高崎市を除き、全て政令指定都市で、商業については政令指定都市との競争と言える。またトップ20に入る都市は、前回の調査からおおむね10%程度の売上増となっており、商業面での好調を示している。
北関東の都市では、宇都宮市が2兆6,144億円で21位(前回20位)、水戸市が1兆5,375億円で34位(前回29位)、前橋市が1兆1,478億円で46位(前回41位)で、北関東の都市が順位を下げる結果となった。
高崎商工会議所「商工たかさき2018年5月号」