中小河川の氾濫防止を重点に
(2018年05月25日)
平成30年度の危険箇所点検
高崎市は平成30年度の危険箇所総点検を中小河川の氾濫防止を重点に実施する。昨年7月に発生した九州北部豪雨災害を受け、高崎市は局所的な集中豪雨で急激に水位が上昇する傾向にある中小河川を今年度の重点とした。
河川の堆積土砂や立木の状況を点検するほか、大雨時に道路側溝や用水路・排水路から水があふれて住宅被害、道路冠水による交通障害に及ぶこともあり、未然防止の点検にも力を入れる。
今年の危険箇所点検は5月21日から約2カ月間にわたり、職員延べ1460人を動員して実施する。富岡賢治市長は21日に石原町の雁行橋付近を視察し、雁行川の状況と今後の対策について担当部署から説明受けた。
点検は災害対策だけではなく、市民の意識喚起にもつながり、高崎市では防災力を充実強化していくとしている。
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