災害時の避難所に畳を提供

(2018年04月9日)


全国畳店のプロジェクト。県内初の締結

災害時の避難所に新しい畳を無料で届ける全国畳店のネットワーク「5日で5000枚の約束。」プロジェクト実行委員会(事務局:神戸市)と高崎市が3月26日に協定を締結した。

締結式には、このプロジェクトの関東地区委員長坂井俊彦さん(宇都宮市)、高崎地域の畳店としてプロジェクトに参加している飯嶋和義さん(藤岡市)、井上秀一さん(矢中町)、上原正行さん(片岡町)、桜井賀津也さん(中豊岡町)、萬治太一さん(下豊岡町)が訪れた。

避難所は学校の体育館等に開設されるケースも多く、避難生活に新しい畳を役立ててもらおうと、このプロジェクトがスタートした。趣旨に賛同した514件の畳店が全国にあり、災害が発生した場合は、被災地の要望を把握し、被災地に近い地域を中心に畳を製作、輸送手段を確保して現地まで届ける。

平成28年の熊本大地震の際には約6200枚の新しい畳が全国から届けられ、避難者に喜ばれたそうだ。群馬からも畳が届けられた。

これまでに全国150市町村と協定を結んでおり、高崎市は151番目。群馬県内では初めて。

 

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