ラジ高・吉良アナが一日署長
(2018年04月6日)
庁舎前で交通安全をPR
4月6日(金)から15日(日)まで実施される「春の全国交通安全運動」の一環として、初日の6日に街頭指導が行われた。
街頭指導には、高崎警察署や高崎交通安全協会のほか、関係団体が参加し、高崎市役所前の交差点で、通行する自動車のドライバーにチラシや交通安全グッズを手渡し、交通安全を呼びかけた。
交通安全運動は「暗くても光るタスキが身を守る」をスローガンに実施され、重点事項として、子どもと高齢者の安全な通行の確保と高齢者の交通事故防止、自転車の安全利用の推進、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶の4点が掲げられている。
平成29年の群馬県内の交通事故件数は1万2745件で、前年に比べ829件、率にして6・1%減少したが、死者数は67人と前年よりも5人増加している。死亡者のうち65歳以上の高齢者が57%を占め、高齢者の交通事故防止が重要となっている。
高崎市の富岡賢治市長は「交通モラルを高めるのは皆様の活動にかかっています」とあいさつ。高崎警察署の大場健一署長は「子どもと高齢者を交通事故から守り、一件でも事故を減らしていきたい」と決意を述べた。
一日署長を務めたラジオ高崎の吉良武夫アナウンサーは「警察の制服の袖に腕を通し、感無量で身が引き締まる思いです。高崎管内は交通事故と特殊詐欺の被害が多いと聞いており、今日は一人でも多くのドライバーに交通安全を訴えたいです」と話した。吉良アナはドライバーに笑顔で交通安全を呼びかけた。