あなたのお店も取扱店に!プレミアム付商品券

(2015年06月24日)

高崎市内限定の13億円。小売・飲食・サービス・工事など多様な分野で使える


高崎プレミアム付商品券の販売が6月1日(月)から6月14日(日)まで行われ、同商品券の使用も6月5日(金)から始まった。発行総額は13億円で、高崎市内の消費喚起に期待が寄せられている。あなたのお店にも、この商品券を持ったお客様が来店するかもしれません。商品券の換金には登録料も手数料も不要。商品券の話題性もあり取扱店になれば、お店のPRにも役立ちそうだ。

「商工たかさき」 2015/6号より

●登録していない事業者がまだまだ多数

 高崎プレミアム付商品券の13億円は、高崎市内でしか使えないのが大きなポイントで、しかも物販、飲食、サービスなど幅広い業態の店舗、事業所で使用できる。
 しかし取扱店として登録されているのは5月末現在で約1500店舗にとどまっている。高崎市内には小売店が約2,400店、飲食店関連が約2,100店、生活関連サービス業が約1700店ほどあり6千店から7千店が、このプレミアム付商品券で買い物ができるお店になりそうだ。物販・サービスを見ても、まだ4分の1程度のお店しか登録していないことになり、造園や内装・水道・電気工事なども登録できるので、まだまだ多くの事業所が未登録となっていることがうかがえる。(平成24年経済センサスから試算)

●PRと顧客獲得のチャンス

 プレミアム付商品券は、重複当選を避けて3万5、445通が当選となっており、高崎市の世帯数15万9千世帯から換算すると、家族の重複当選はあるものの、約5世帯に1世帯がこのプレミアム付商品券を手にしたことになる。こうした商品券は、家族世帯が購入することが多いと考えられるので単身世帯を除くと、約3世帯に1世帯となる(市統計等から試算)。近隣の顧客や常連客の中に、このプレミアム商品券を購入した人が、まちがいなくいるはずだ。
 プレミアム商品券の使用開始となる6月5日以降、いつも買い物をしてくれるお客様が商品券で支払をする可能性は十分にある。現在の数値で見るならば、市内の多くの店舗が、せっかくのチャンスを逃してしまいかねない。また工務店等に取扱店のポスターが張ってあれば、個人客向けに対応してくれることを示すPR効果もある。

●取扱店の登録が第一歩

 高崎市のプレミアム付商品券は、大型店、専門店の区別なく使えるので、消費者には使い勝手がいいが、個人店にすれば「うちの店で使ってくれるお客様はいないだろう」と、初めからあきらめ感を持っていないだろうか。プレミアム分を最大限生かして高額な商品を狙っている市民もいるだろうが、先行した他自治体の例では、チケット一枚500円券となるので、財布に入れて食品など生活の中での買い物に使われていることも多いことが示されている。
 一人ひとりのお客様のために日頃から積み重ねている真心の一環として、取扱店に登録してみてはいかがだろうか。プレミアム商品券を使ってくれるお客様と出会えた時、きっと店主もプレミアムな気持ちを感じることができるのではないだろうか。

●高崎プレミアム付商品券

 高崎プレミアム付商品券は、500円券26枚綴りの13,000円分の商品券を10,000円で販売。プレミアム率30%で、10万セット、13億円を発行。高崎市内の登録店で6月5日(金)から12月31日(木)まで使用できる。
 4月15日から5月15日まで往復ハガキによる購入申し込みの事前受付を行い、3万8,938通、10万9,835セットの応募があった。当選は3万5,445通。1通当たりの平均申し込み数は2.8セット。消費喚起を目的とした国の交付金を活用した事業。

取扱店申込方法

市役所13階商工振興課か各支所産業課(倉渕・新町支所は地域振興課、榛名支所は産業観光課)で配布している「取扱店登録申請書」に必要事項を記入して、郵送か持参する。申請書は市ホームページからダウンロードもできる。
 Eメール(shoukou@city.takasaki.lg.jp)から申請することも可能。

取扱店参加の申込期間:平成27年11月30日(月)まで
 ●複数の店舗がある場合には、店舗ごとに申請する。
 ●複数の店舗が含まれる大型商業施設などについても、テナントごとに申し込む。
 ●飲食店は営業許可証、風俗店は風俗営業許可証の写しを申請時に提出する。
 ※詳細は高崎市商工振興課 商業振興担当まで(TEL.027-321-1256)

(商工たかさき・平成27年6月号)

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