ビック高崎が開幕勝利
(2018年04月3日)
太陽誘電と熱戦/ナゴヤドーム
ソフトボール日本リーグ女子1部が3月31日、ナゴヤドームで開幕した。高崎市に拠点を置くビックカメラ高崎ビークイーンと太陽誘電ソルフィーユが第3試合に登場し、ビックが3-0で完封勝利した。
ビックは1回、誘電エース・藤田倭の立ち上がりを責め、4番山本優の2点本塁打でいきなり先制。4回には大工谷真波がソロ本塁打を放ち突き放すと、エース上野由岐子が6回までを完全試合ペースで抑え、投打のかみ合ったビックが勝利を収めた。
太陽誘電は、最終回に上野からこの試合初めて安打を放ち、1死満塁としてチャンスをつくり粘りを見せるもあと1本が出ず悔しい1敗となった。
ビックと誘電は、昨年の日本リーク決勝戦でも優勝を争った。今後のリーグ戦を占うであろう高崎対決を観戦しようと、ナゴヤドームには多くの観客が訪れ、声援を送っていた。
太陽誘電の応援に群馬からバスで駆け付けたという女性は「悔しい試合だったが、リーグはまだまだ始まったばかり。今日見せた粘り強い戦いを続けて、今年こそは優勝してほしい」とエールを送った。
ビックカメラ高崎応援していた男性は「上野投手の完全試合は惜しかった。チームは昨年以上に強くなったのではないか。連覇を期待させるいい戦いだった」と笑顔を見せた。
日本リーグの第1節は4月28日(土)、29日(日)に行われ、ビックは沖縄県でホンダ、トヨタと、誘電は岐阜県でデンソー、戸田中央と戦う。(G)
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