いじめ防止こども宣言
(2017年09月3日)
子ども主体の活動に成果
高崎市内の全小中学校児童生徒の代表による「高崎市いじめ防止こども会議」が8月26日(土)に高崎市役所で開催され、「高崎市いじめ防止こども宣言」がまとめられた。
いじめ防止こども会議には各校の児童会・生徒会の役員代表1人、合計83人が参加し、12のグループに分かれて、宣言の内容や活用について話し合った。各校の取り組みをもとに宣言文がまとめられた。宣言文は、2学期からいじめ防止活動に取り入れ、校内での掲示や朝礼等で児童生徒に伝えていくほか、児童生徒の主体的な活動に工夫をこらしていく。
飯野教育長は「高崎市のいじめ防止の取り組みは全国的に評価されている。いじめで悩む人、苦しむ人が出ないように仲間のために取り組んでほしい」と話した。この日のいじめ防止会議では、高崎経済大学附属高校の生徒がグループ討議に取りまとめなどで活躍した。「高崎市いじめ防止子ども宣言」は次の通り。
高崎市いじめ防止こども宣言
いじめは、人の心や体を傷つけ、時には命にもかかわる許されないことです。
高崎市で学ぶわたしたちは、誰一人いじめで悩み、悲しむ仲間が出ないよう次のことを宣言します。
わたしたちは学校からいじめをなくします。そのためには
一、わたしたちは、自分がされていやなことは他の人にしません。
一、わたしたちは、お互いを理解し、認め合い、助け合います。
一、わたしたちは、悲しい思いをしている友だちに声をかけ温かく寄りそいます。
一、わたしたちは、見て見ぬふりをせず、勇気を出して行動を起こします。
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