河川や水路など危険箇所を対応
(2017年08月22日)
高崎市危険箇所総点検
高崎市は、平成26年度から毎年実施している危険箇所の総点検について、今年度の実施結果を、10日の高崎市議会防災危機管理対策特別委員会に報告した。
今年度は、長雨や集中豪雨、台風等による河川や排水路、農業用水路などの氾濫防止対策として、河川等の堆積土砂や水門の点検等に重点を置いた。点検の実施期間は5月18日から7月31日までで、動員した職員は延べ1146人。
主な点検結果として、河川や排水路の点検は1510カ所で、21カ所を要対応と判断した。安坪川、飯塚都市下水路は浚渫済。中村堰用水路、向井川、浜尻川支線水路が発注予定。井野川、榛名白川、一貫堀川、天王川、東谷川、足沢川、矢田川、里見川について県に要望した。
住宅地の擁壁は11団地を点検し、48カ所を危険箇所と判断し、市有地は発注済、民有地は所有者に周知した。
土砂災害危険箇所の点検は、土砂災害特別警戒区域や昨年度の総点検で要観察箇所となった地点など777カ所で、対応状況は改修済9カ所、発注予定1カ所、県に要望2カ所。
発注予定工事は29年度中に対応する。
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