災害避難はペットといっしょに
(2015年09月18日)
避難所でのルールづくり急いで
高崎市は、8日の高崎市議会一般質問で三島久美子議員の質問に答え、災害時にペットを連れた避難者への対応について示した。
高崎市は、災害時は人の命を守ることが第一だが、近年ではペットも家族の一員として愛されていることや、避難生活でペットが避難者の心の支えになるといった観点から、ペットを連れた避難を想定していくことが必要とした。
市では、衛生管理の点から、避難者が寝起きする場所へのペットの持ち込みは禁止し、雨のかからない場所をペットの飼育場所として使用することになると想定している。避難所における細かなルールは、各避難所の形態や地域性を考慮し、今後、考えていく課題とした。
三島議員は、災害発生後、さまよっているペットの保護なども含め、避難所でのペット対策について、ルールづくりを早急に進めるよう、高崎市に求めた。
- 次の記事 最高齢は111歳の櫻井さん
-
前の記事 カワウ・サル・イノシシで被害