群銀から私募債の寄付金
(2017年02月8日)
第1号に冬木商事
群馬銀行から寄附型私募債による寄付金60万円が1月31日に高崎市に寄附された。群馬銀行の寄付型私募債で自治体に寄附が行われるのは今回が第1号。
群馬銀行では、企業が発行する私募債の0・2%を、同行の代行手数料から自治体や学校に寄附する寄付型私募債「ぐんぎん地方創生私募債」の取り扱いを、このほど開始した。
この私募債は、企業の資金調達と地域貢献を促進する群馬銀行の取り組みで、自治体への寄付を対象とした私募債の第一号として、市内の冬木商事株式会社(大竹良明代表取締役)が3億円を発行し、冬木商事が寄附を希望した高崎市に対し、群馬銀行から発行額の0・2%の60万円が寄附された。冬木商事の大竹社長も同席し、群馬銀行の齋藤一雄頭取から富岡賢治市長に寄附が手渡された。
齋藤頭取は「寄付型私募債の希望が数多く寄せられており、地域貢献、地方創生につなげていくことができる」、冬木商事の大竹社長は「日頃、お世話になっている地元・高崎市に少しでも貢献したいと考えていた。寄附型私募債が広がっていくよう期待している」と話している。
高崎市は、この寄付金を高崎財団に組み入れ、富岡市長は「高崎の文化、スポーツの振興に役立てていきたい」と感謝を述べた。
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