満席で指揮者も感激
(2017年01月4日)
元旦コンサート
群馬交響楽団の「元旦コンサート(主催・高崎財団)」が1日に行われ、満場の来場者を魅了した。立ち見が出るほどの大盛況となり、指揮・飯森範親さん、ソプラノ・青木エマさん、テノール又吉秀樹さんを迎え、歌劇曲を中心としたプログラムと、飯森さんらのトークで来場者を楽しませた。
飯森さんは「元旦から大勢の方に来ていただき、高崎は文化度の高いまちですね」と、感激と驚きの様子を見せ、内外の元旦コンサートの中で高崎を評価した。テンションの上がった飯森さんの指揮のもと、声楽の青木さん、又吉さん、群響の演奏が「音楽のまち高崎」の新春を飾った。
高崎恒例の元旦コンサートは今年が27回目。親しみのある名曲の数々を盛り込んだプログラムで毎年、大人気のコンサートとなっている。女性楽団員の華やかなドレス姿も元旦コンサートの名物の一つ。協賛企業からのお土産があるのも、元旦コンサートならではの楽しみとなっている。富岡市長は開演のあいさつで、高崎の都市力が国内ランキングに現れていることを紹介し、幸福度ランキングが中核市3位となったことは芸術文化を愛する高崎の市民性の現れと話していた。
元旦コンサートや高崎だるま市のにぎわいで2016年の高崎が始まった。「一年の計は高崎にあり」を実感する元日となった。
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