バイオマス発電で地域資源活用を
(2016年11月17日)
導入・拡大の課題
群馬バイオマス活用協議会(加藤修一会長=元環境副大臣・京都大学大学院特任教授)のセミナーが11日に高崎市産業創造館で開かれ、経済産業省資源エネルギー庁の山崎琢矢・新エネルギー課長が「バイオマス発電導入拡大への課題と取り組み」をテーマに講演した。
山崎課長は、国のエネルギー政策や東日本大震災・福島第一原発事故後の国内エネルギー状況や世界的に再生可能エネルギーの導入が進んでいることを示し、CO2排出量の削減や日本国内における自立的な再生可能エネルギーを創出していくための政策について説明した。バイオマス発電は地域資源を活用し、地域の活性化に資する重要な電源である一方、発電コストに占める燃料費の比重が高いことなどの課題を解決していけるよう、施策の方向性を示した。
来場者からはバイオマス発電に取り組んでいる上野村の課題や、リサイクルにおける関係省庁間の方針について質疑があった。
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