大型店6店を抜き打ち査察

(2016年09月14日)

避難通路に置かれた物品を確認

4店舗に違反指摘

 高崎市等広域消防局は、8月31日に管内の大型店6店を無通告で立ち入り査察を行い、店舗内で出火した場合の避難経路を中心に状況の確認を行った。査察は、消防局40人、高崎市8人、高崎土木事務所1人の49人で実施された。
 査察した6店舗のうち、4店舗で避難通路、避難階段等に避難時の障害となる物件(衣装、食品、雑物)などが置かれ、消防局ではこの4店舗に対し、消防法に基づく除去命令を出した。
 平成13年に新宿歌舞伎町で雑居ビルの火災が発生し、避難通路の確保が不十分であったため44人が死亡した。消防局では、このビル火災を教訓に、今年3月にも高崎駅周辺のビルを対象に無通告の査察を実施している。

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