競馬場跡地周辺を国際交流拠点地区に
(2016年08月19日)
コンベンション施設に伴う都市づくり
高崎市は、高崎競馬場跡地周辺の北双葉町、岩押町及び上中居町の各一部、面積約11・2haを、コンベンション施設の立地と良好な周辺環境を備えた地区としていくことを目標に「たかさき国際交流拠点地区」としていきたい考えを示した。
高崎駅周辺では、高速交通網を生かした集客施設や商業施設の計画が進行し、高崎の都市機能の充実がはかられている。また、高崎スマートIC産業団地の造成など、高崎駅東口エリアのビジネス集積も進もうとしている中、高崎駅東口線周辺の土地利用は、これからの高崎市の発展に大きく関わるものとなる。
「たかさき国際交流拠点地区」は、高崎競馬場跡地に、国際社会に対応したコンベンション機能を有する施設の立地を誘導し、高崎市をはじめ群馬県の交流人口を拡大するとともに、良好な周辺環境を備えた地区とすることを目標とした都市計画(地区計画)となっている。
計画原案には、交流拠点としての機能を補完するための駐車施設の誘導、地域の生活環境に配慮した緑化や景観との調和、道路と施設の一体的整備、自然災害に備えた防災機能の導入など周辺住民、施設利用者に開放的で潤いのある新たな都市空間の創出、コンベンション施設北口線整備などが盛り込まれている。7月にはこの計画の説明会が実施されている。
コンベンション施設は高崎市だけでなく群馬県全体へ経済効果をもたらす拠点施設とされ、一帯を「たかさき国際交流拠点地区」として魅力ある都市空間としていく。
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