福祉施設等に対策徹底を通知

(2016年07月29日)

夜間防犯や有事の通報体制

 神奈川県相模原市の障害者支援施設で多数の入所者が殺傷される痛ましい事件が26日に発生したことを受け、高崎市は同日、市内の福祉施設等に注意喚起を呼びかけ、翌27日に社会福祉施設や医療機関、子育て関連施設など843施設に対し、入所者等の安全確保の徹底を通知した。27日の高崎市議会保健福祉常任委員会で、通知内容を説明した。
 通知では、日中・夜間の施設管理、防犯体制、職員間の連絡体制を含めた緊急時の対応、夜間等の施錠など防犯措置の徹底、日頃から警察機関との協力連携に努め有事の際には迅速な通報が行えるよう求めた。また、不審者の発見などは地域の見守りが大きな力になり、犯罪の抑止につながることから、入所者家族、ボランティア、地域住民との連携体制の強化についても求めた。

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