GunMaaSで利便性向上を

(2025年03月22日)

GunMaaSバス位置情報マップ バス停をクリックすると直近に到着するバスが確認できる

高崎市が令和7年度に導入

高崎市は、高崎市議会三月定例会の一般質問で、中村さと美議員の質問に答え、令和7年度のGunMaaS(群馬版MaaS=グンマース)導入と市内公共交通の利便性向上について述べた。

 

GunMaaSは、旅行者や地域住民の移動ニーズに対し、マイカー以外の複数の公共交通や移動サービスを最適に組み合わせ、ルート検索、予約、決済をスマートフォンを利用して一括で行うもので、群馬県が県内での普及をめざし令和5年3月から運用を開始した。

 

高崎市は、「GunMaaSで県と市が連携して様々な施策を実施することにより持続可能な交通ネットワークを構築し、移動時の利便性向上を図るもので、令和7年度中の導入をめざし取り組んでいる」と答弁した。

 

GunMaaSでは、市内循環バスぐるりんを始めとする路線バス、お年寄りぐるりんタクシー、お店ぐるりんタクシーにバスロケーションシステムを導入し、位置情報・遅延情報をGunMaaS上で見ることができるようになり、利便性向上につながる。

 

GunMaaSを活用し、交通系ICカードとマイナンバーカードを連携させることで、高齢者が路線バスを利用する際に、自動で運賃が割引になるなどのサービスが可能になる。

県がGunMaaSでの交通ポイント導入を進めていることから、高崎市では、GunMaaSに参画することにより公共交通の利用拡大、利便性向上につながると考えている。

 

令和5年3月の運用開始以降、群馬県はGunMaaS登録相談会を実施し、利用方法の説明やGunMaaSへの登録支援を実施している。高崎市は、県と連携し、市民が気軽に相談できる体制を整えていきたいと考えている。

 

 

 

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