市街地の通行量コロナ前水準に

(2025年01月20日)

高崎駅周辺の増加顕著に

高崎市は、2024(令和6)年10月に実施した中心市街地通行量調査の速報値をこれまでに発表した。

中心市街地通行量調査は2年ごとに行われており、コロナ禍の影響で6年ぶりの調査となった。調査地点は42地点で、調査時間は午前10時から午後8時。

 

2024年の通行量は延べ28万2400人で、前回の2018(平成30)年度の28万1712人と比べ688人(2%)増加、コロナ禍前と同水準となった。また10年前の2014(平成26)年は17万5288人で、約10万7千人の増加となっている。

 

2024年通行量で最も通行量が多かったのは、高崎駅コンコースで東側4万2258人(前回比91・1%)、東側4万8688人(同97・7%)。高崎OPA前の3万2578人(同118・7%)。

 

増加率が大きかったのは、高崎駅周辺では駅ビル北入口前=7702人(前回比116・8%)、ホテルメトロポリタン入口前=1万3536人(同114・4%)、高崎OPA前、東口の高崎タワー21前=4648人(同134・6%増)、ホテルサンコー前=4688人(同136・6%増)。

 

まちなかではガスト西側=4616人(232・9%)、丹下写真館前=1144人(113・5%)、高崎シンフォニーパーキング前=3500人(同181・3%)、白銀屋前=1872人(同114・7%)、チサ前=3611人(同113・2%)など。

また春にスズラン高崎店が新規オープンしたさやもーるも約4%増加、旧店舗方向の大手前通りは4割から5割程度減少した。

減少が大きかったのは、メディアメガ前=1650人(前回比28・4%)、井上病院前=1874人(同41・8%)。

 

高崎市では、調査結果の特徴として、

(1)東口ペデストリアンッキの延伸による増

(2)もてなし広場をはじめ、駅周辺での各種イベントによる中心市街地の魅力の高まりによる増

(3)高崎アリーナ等の大会参加者による宿泊需要の高まりによる増

(4) 各種メディア露出やまちなかリニューアル助成事業活用による店舗の魅力の高まりによる増

(5)新築民間マンショ入居者による増

(6)一部大型店舗の売り場面積の縮小と立地変更に伴う来店者動向の変化による増減

(7)民間マンショ建設に伴う店舗解体による減

を上げている。

 

高崎市発表資料 通行量速報(2024)

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