高経大に国際学科を開設

(2016年06月29日)


グローバルエキスパート育成めざす

 高崎経済大学は、2017年4月に経済学部に国際学科を新設するため、文部科学省への届け出など進めている。
 高崎経済大学の発表によれば、国際学科は、グローバル経済と地域経済が直結した時代に対応し、グローバルエキスパートの育成をめざす。地方の中小企業の海外進出が増加し、諸外国との交流も活発に行われている。また同大学生の就職先の地方金融機関や地方自治体においても国際的な感覚や知識、経験を持った人材が求められている。
 国際学科は、海外留学を推奨するとともに、英語による経済・経営の専門科目を開設するなど。ビジネス分野での英語によるコミュニケーション能力も育成する。海外でのフィールドワークやインターンシップも所定の要件を満たせば単位認定される。
 国際学科は定員80人で、経済学部は既設の経済学科200人、経営学科200人と合わせ定員480人となる。また高経大の学部学科数では、地域政策学部(地域政策学部・地域づくり学科・観光政策学科)と合わせ、2学部6学科体制となる。
 高経大の経済学部は、学部単位の入試となるため、国際学科を志望する場合は、1年次の基礎学習を経て進級時に決定されるが、学科定員を超えた希望者となった場合は選抜となる予定。
 高崎経済大学は、創立60周年を迎え、グローバル人材を育成する意義は高いとしている。

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