内水浸水の軽減で排水ポンプ施設

(2024年05月8日)

阿久津町排水施設完成記念式典で排水動作を披露(令和6年3月)
緊急排水ポンプの仕組み

河川増水時にポンプが作動

高崎市は内水被害の軽減をはかるため緊急排水ポンプを整備している。令和4年度に新町第7区、吉井町中島地区に設置し、令和5年度は阿久津町、吉井町吉井地区で工事を進められた。阿久津町地内の排水施設は令和6年3月に完成した。

 

緊急排水ポンプは、河川の増水により河川に排水できなくなった雨水を強制的に排水することで、内水被害の軽減を図る。令和元年10月の台風19号に伴う大雨によって内水被害の多かった地区を対象に整備を進めている。

 

既設の水路の横に排水ポンプを備えたピットを築造し、河川の増水により既設水路からあふれた雨水がピット内に溜まるとポンプが作動し、排水管を通して河川に強制的に排水する仕組みになっている。

 

 

 

 

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