疲れず安全な運転を「スマート運転術」講習会

(2024年01月17日)

ハンドルの操作法を実習

RS-K代表の菊池裕介さん

滝川地区区長会の交通安全講習会が12月2日に滝川公民館で行われた。講師は、レーシングドライバーの経験もあるレーシングカーメカニックの菊池裕介さん。

菊池さんは、これまでの経験を生かし、疲れにくい運転、交通事故を防ぐための運転を「スマート運転術」として提唱・啓蒙しており、市民や企業を対象に講習会を行っている。

 

自動車の運転をあらためて学ぶ機会は少なく、自分では自己流の癖に気付きにくい。

菊池さんは、体調や年齢などの特性を運転者が自覚し、特性に対応した運転をすることにより、疲労の軽減、アクセルとブレーキの踏み違え、不注意などによる事故の防止につながると考え、これまで培ってきた知識や技術、体の使い方を体系化し「スマート運転術」を考案したそうだ。

スマート運転術は「疲れない」「ぶつけない」「事故らない」の「3ない」を柱にした「君子の安全運転術」をコンセプトにしている。

 

 

車両運用のコストダウンや運転者の疲労低減に役立つノウハウとともに、猛スピードで駐車場の壁を突き破る、店舗に突っ込むなどの事故例や、あおり運転の心理や原因などを考え、安全運転に生かしていきたいと菊池さんは考えている。

 

講習会は座学と実習を組み合わせ、わかりやすく親しみやすい構成で、受講者から好評だ。菊池さんは「安全で楽しい自動車運転に役立ててもらい、地域に貢献していきたい」と話す。講習会後は、参加者と自動車談義で盛り上がることも多いそうだ。

問い合わせはRS-K代表:菊池裕介さん。電話090-2744-6792

 

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