新駅前にだるまミュージアム検討

(2023年10月23日)

検討会議で考えを述べる富岡市長

検討会議を設置

JR信越本線の北高崎駅と群馬八幡駅の間に豊岡新駅(仮称)の設置が決定したことから、高崎市は新駅利用者の増加をはかり、新駅エリアに生産者が集積する高崎の伝統工芸品「高崎だるま」を全国に発信するため、新駅南の駅前広場に「高崎だるまミュージアム」の建設を計画している。

高崎市は、「だるまミュージアム」の建設に向け検討会議を立ち上げ、10月13日に高崎市役所内で第1回会合を開いた。会議の構成メンバーは高崎市区長会、高崎商工会議所、JR東日本高崎支社、豊岡商店街、高崎経済大学、群馬県達磨製造協同組合に加え、若い世代の意見を取り入れるため、高崎女子高、高崎商業高校、新島学園高校の生徒も加わっている。

 

豊岡新駅が令和8年度開業を予定しており、だるまミュージアムも新駅開業と同時期をめざす。本年度(令和5年度)に基本構想、令和6年度に基本計画、令和7年度設計、令和8年度に工事を予定。

富岡賢治市長は「地域の活性化と伝統工芸品の普及促進をはかるため、高崎だるまミュージアムを検討していく。製造過程の展示や体験もできるなど、世代を超えて魅力のある施設を検討したい」としている。

 

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