旧耐震基準の木造住宅を重点
(2016年06月7日)
3年目の危険箇所総点検
高崎市は自然災害に備え、市内の危険箇所の総点検を6月6日から実施している。
この総点検は、台風や集中豪雨などの自然災害に備えるもので、今年度で3年目。毎年度、重点事項を定め、過去の総点検では、土砂崩れや浸水の恐れのある場所などを調査し、改良工事なども実施されてきた。今回は、4月に発生した熊本地震を受け、地震に備えた点検を重点的に実施していく。
取り組みとしては、大地震により倒壊の恐れのある旧耐震基準の木造住宅や、建築から年月が経過し、地震により倒壊の恐れのある塀や看板などの調査、確認を市内全域にわたって行う。また、傾斜地やがけなど、土砂災害の危険箇所も力を入れて点検する。
総点検は、2カ月間をかけ、担当する職員は延べ1700人に及ぶ予定。重点となる木造住宅の調査に延べ660人、塀や看板の調査に延べ510人、土砂災害危険箇所の調査に延べ420人を投入する。
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