コロナが5類に移行/ワクチンの「春開始接種」スタート
(2023年05月11日)
一律的な規制は廃止に
5月8日に新型コロナウイルス感染症が季節性インフルエンザと同じ5類に移行し、国の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が廃止となり、業種別ガイドライン、都道府県による飲食店における第三者認証制度も廃止となった。都道府県による警戒レベルの判断、感染者の全数把握、感染者の健康把握も廃止となった。
また新型コロナウイルス感染症の陽性者となった場合の外出制限・就業制限も5月8日からなくなり、個人の判断となった(国は、発症後5日間は外出を控えること等を推奨している)。なお医療費については、自己負担が発生することになった。
コロナワクチンの接種は、引き続き無料で、高齢者を対象とした「令和5年春接種」が5月8日から開始となった。高崎市の富岡賢治市長は、接種会場の一つである真木病院を訪れ、ワクチン接種の状況を視察。「5類移行後の対応についても高崎市医師会や病院に協力いただいています。医療体制は引き続きしっかり対応していきます」と話した。
この日にワクチンを接種した江藏さん(81歳)は6回目のワクチン接種となり「やはりワクチンを打ったおいたほうが安心です」と話した。
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