新町地区・吉井町中島地区に排水施設

(2023年04月19日)

排水ポンプの能力を披露(写真は新町の施設の様子)

浸水被害の軽減に

台風などの大雨に伴う河川の増水により、排水されなくなった雨水を強制的に河川に排出するための排水施設が3月に新町地区と吉井町中島地区に完成した。

河川水位が上昇し、内水を河川へ排水することができず、浸水被害が多数発生した地域について、常設の排水施設を整備し、浸水被害の軽減を図る。

 

新町地区では、令和元年の台風19号で、新町7区で新町樋管周辺が浸水し、床上、床下浸水の被害が発生した。

吉井町中島地内でも令和元年の台風19号で浸水し、床上、床下浸水の被害が発生した。

 

新町地区、吉井町中島に整備された施設は、ともに毎分30㎥(15㎥の排水ポンプ2基)の能力を備える。

2施設ともに、既設の排水路の横にピットを築造し、ピット内にポンプを設置。大雨で河川が増水し、排水できなくなった雨水がピット内にたまるとポンプが自動で起動し、排水管を通して河川へ強制的に排出する仕組みになっている。

3月に両施設の完成式典が行われ、排水ポンプが稼働する様子も披露された。

 

 

 

高崎の都市力 最新記事

  • 株式会社環境浄化研究所
  • シネマテークたかさき
  • ラジオ高崎
  • 高崎市
  • 広告掲載募集中