第11回上州将棋祭り2023/藤井竜王と永瀬王座が対局

(2023年01月5日)

対局前にあいさつする藤井竜王と永瀬王座ら(ステージ向かって左から永瀬王座、藤井竜王)

新春を飾る豪華な対局

第11回上州将棋祭り2023が1月3日にGメッセ群馬で開催された。主催は上州将棋祭り委員会。特別協賛はヤマダホールディングス。

 

上州将棋祭りは、2020年1月に10周記念大会が行われて以降、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となっていた。

これまで夏に実施していたYAMADAチャレンジ杯、新春の上州将棋祭りを一本化し、指導対局・サイン会なども盛り込んだビッグイベントとなり、抽選で約3000人が来場者した。

若手女流棋士の登竜門となる第7回ヤマダ女流チャレンジ杯(加藤結李愛初段・堀彩乃1級)、新春リレー対局(藤井 猛九段・三浦弘行九段・山田久美女流四段vs高見泰地七段・三枚堂達也七段・渡部愛女流三段)、新春記念対局(佐藤康光九段・中村太地七段)、新春スペシャル対局(藤井聡太竜王五冠・永瀬拓矢王座)がステージで行われ、プロ棋士による大盤解説で来場者を楽しませた。

中学生以下を対象としたこどもチャレンジ杯は約270人の小中学生が挑戦した。

 

注目の新春スペシャル対局は、藤井竜王が勝利。藤井竜王は「今年のさし初めとなるのでがんばりたい」と意気込みを語り、対局後に「粘り強く反撃に持ち込めた」と感想を話した。

 

ヤマダホールディングスの山田昇代表取締役会長兼社長CEOは、開会式で「日本の伝統文化である将棋の発展に取りくみ、その柱の一つが上州将棋祭り。全国的な将棋祭りに成長しており、存分に楽しんでほしい」とあいさつした。

 

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