宇津木スタジアムでU15世界女子ソフトボール大会/2023年6月
(2022年12月9日)
高崎市は、2023年6月に高崎市ソフトボール場・宇津木スタジアムで、世界6カ国の15歳以下の女子代表チームによるソフトボール大会「UTSUGI CUP U-15世界女子ソフトボール大会in高崎」を開催することを12月1日に発表した。
この大会は2020年から開催が予定されていたが、コロナ禍により中止となっていた。
15歳以下の子どもたちの夢の実現に向け、オリンピック競技の復活を目指し、世界的に競技を普及させるため、宇津木妙子さんの協力を得て、高崎市が主催する。
宇津木妙子さんは日立高崎や日本代表監督(シドニー=銀、アテネ=銅)、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)理事など歴任し、国際的に厚い信頼を集めている。
参加国は日本、中国、イタリア、メキシコ、タンザニア、アメリカの6カ国。
高崎市の発表によれば、アフリカ大陸から参加するタンザニアは、2014年にタンザニア野球ソフトボール連盟が設立されたソフトボールの歴史が浅い国で、国際大会への出場は初めて。日本からはJICA協力隊による指導やボランティアの草の根活動で、ソフトボールが少しずつ大陸広がり始めているという。
タンザニア野球ソフトボール連盟は、練習環境が恵まれていない中で懸命に練習し、国を代表するチームとして海外で試合をする経験は今後の人間形成や国づくりに貢献できると期待されている。
2023年10月にWBSC2023U15女子ソフトボールワールドカップが東京で開催されるのに先立って、高崎でU15の大会を開催する。
開催日は2023年6月3日(土)、4日(日)。1日目は予選リーグ(3チームごとのグループリーグ)。2日目は順位決定戦。各グループの同順位同士による対戦。
ベンチ入り選手は16人で、競技規則はWBSC公式ルールよる。
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