音楽センターが高稼働

(2022年09月23日)

群馬音楽センター

コロナ前上回る稼働率70%見込む

群馬音楽センターの稼働状況について、9月13日の高崎市議会9月定例会一般質問で逆瀬川義久議員がただした。

 

高崎市の答弁によれば、群馬音楽センターで開催される主な催しは、市内の高校生や市民の吹奏楽の発表会、入学式、卒業式などの式典、講演会などとなっている。

 

利用件数と稼働率は、コロナ前の令和元年度(令和元年4月~令和2年3月)が利用件数151件、稼働率63%。令和4年4月から8月までの利用件数は81件、9月から令和5年3月までの予約件数が87件で、合計で168件、稼働率の推定は70%となっており、コロナ前よりも増えている。

 

全国の芸術ホールの平均稼働率が55・8%で、音楽センターは高い稼働率となっている。

今年度は、コロナの収束が見通せない状況だが、行動制限がないことから、高崎市ではコロナ前の利用状況に戻りつつあると見ている。

 

高崎芸術劇場と棲み分けながら、音楽センターは高い稼働が続くと想定される。逆瀬川議員は、階段のスロープ化や空調や座席の改善を求める声があることを紹介した。

群馬音楽センターは、昭和36年の開館から、61年が経過しているが、建物は強度を保ち、必要に応じた空調や電気設備の修繕、定期点検を行いながら管理していく考えで、改修などの計画は今のところないことを述べた。

 

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