SDGs学習でフードドライブ活動
(2022年06月23日)
寺尾中がパルシステムと連携
高崎市立寺尾中学校は、6月8日にフードドライブ提供品の寄贈式を同校体育館で行った。約500点の食品がNPO法人三松会フードバンクまえばしに寄贈された。
寺尾中学校は、学校経営方針にSDGsの理念を取り入れた教育活動推進を掲げている。
生活協同組合パルシステム群馬と連携して2年生を対象にSDGs学習を行っている。食品ロスと貧困問題への取り組みとして、昨年に引き続きフードドライブ活動を行い、全校生徒221人と教職員に、家庭で余った食品を持ち寄るよう呼びかけた。
家庭からは、お菓子や缶詰、調味料などが寄附され、パルシステム群馬が寄せた食品を合わせ約500点が集まった。総合学習の時間に消費期限の確認作業も行った。
寺尾中学校の伊藤校長は「持続可能な世界のために自分たちに何ができるか考え、実践できる生徒になってほしい」とあいさつ。
生徒代表は「寄付された食品の量に驚きました。この活動が全国、世界に広がったら食べ物が無くて困っている人も減り、食品ロスも削減できると思いました」「身近なことからSDGsの活動に参加できることがわかりました。これからも積極的に取り組んでいきたい」と発表した。
贈られた食品は子ども食堂などを通じて、生活に困っている人の支援活動に活用される。
-
前の記事 じゃがいもが大豊作/ひだまりこども園