JICA海外協力隊で県内から2人派遣
(2022年04月22日)
高崎分室で壮行会
国際協力機構(JICA)東京・高崎分室は海外協力隊としてマダカスカルに派遣される六川彩水さんと今井昭男さんの壮行会を4月19日に行った。
新型コロナウイルス感染拡大により、2020年3月に海外協力隊が緊急帰国して以来、2年ぶりの海外派遣となるという。今回、8人が派遣され、その内の2人が群馬県内からの派遣。派遣期間は2年間。
派遣される六川さんは前橋市出身で、マダガスカルでは栄養指導や保健衛生向上に従事する予定。今井さんはラグビー指導に従事する予定。2人の派遣はコロナ禍の影響で、延期されていた。
六川さんは「この時期の派遣あればこそできることがあると思います」、今井さんは「コロナ禍で派遣が決まるまで空白が生じたが、経験を生かして活動したい」と抱負を述べた。
壮行会には、青年海外協力隊OB会・當銀譲次会長、群馬県青年海外協力隊を育てる会・山本明副会長、シニアボランティアの会笛木美子会長が訪れ、自らの協力隊での経験から「楽しんで健康で活動してほしい」と激励した。
コロナ禍で緊急帰国するまでは約90カ国で約2000人の海外協力隊員が活動しており、今年度は3月現在で約40カ国300人が派遣されている。高崎分室の高橋室長は「先陣の苦労が多いと思うが現地で汗をかいてほしい。日本に帰ってきてからもJICAとつながりを続けてほしい」と期待した。
JICA 海外協力隊の2022年春募集は、2022 年 5 月 20 日(金)から 6 月 30 日(木) 日本時間 正午締め切り。
JICA海外協力隊 募集特設サイト (jocv-info.jp)
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