中小企業就職奨励事業で地域通貨を導入
(2022年02月4日)
市内利用の経済効果ねらう
高崎市は、令和4年度に予定する中小企業就職奨励事業で、電子地域通貨システムを導入、活用する考えを2月2日に発表した。
導入に必要な予算を令和4年第1回高崎市議会(2月24日~3月18日)にはかる。
電子地域通貨は、高崎市内限定で使用でき、高崎市のデジタル化の推進、市内経済の循環・活性化をねらう。
高崎市は導入効果として、市内限定利用による市内経済の活性化、電子決済による店舗側負担の軽減、ペーパーレス化による事務合理化、コロナ禍におけるキャッシュレス化の推進、給付事業の速効性の向上などを挙げている。
中小企業就職奨励事業に加え、活用できる施策の検討を順次進める。
予算額は令和4年度当初予算に1000万円を計上。
富岡賢治市長は「市内でお金が循環する仕組みの一つとして、電子地域通貨システムを導入し、市内経済活性化を図りたい」とコメントしている。
- 次の記事 繁華街飲食店指導でワクチン接種勧奨
-
前の記事 市内中小企業に就職した若者に奨励金