好評開催中「路面電車が見た高崎」
(2022年01月14日)
歴民で1月23日(日)まで
高崎市歴史民俗資料館で企画展「路面電車が見た高崎」が開催されている。入館無料で1月23日(日)まで。
明治43年(1910)に高崎・渋川間に開通した路面電車は、市民の足として親しまれ、昭和28年(1953)6月30日に廃止となった。
明治26年(1893)に馬車鉄道が高崎渋川間に開業し、明治43年に開催された1府14県連合共進会にあわせて電化され、伊香保まで延長された。
路面電車は東京電燈を経て東武鉄道となり、高崎線(高崎駅前~渋川駅前、延長20・9km)、前橋線(前橋駅前~渋川駅前、延長14・5km)、伊香保線(渋川駅前~伊香保、延長12・6km)の3路線があった。
同展では、高崎市内を走る路面電車を中心に各路線の写真パネルや電車の模型、昔の地図などを展示し、昭和20年代のまちの姿を見ていく。新しい時代に向かっていく当時の高崎の力を感じることができる。
高崎の路面電車を知る人も、知らない世代も、楽しみながら観覧できる展示となっている。
2階の常設展では昭和を中心に懐かしい資料を展示し、戦後の生活空間などが再現されているので、併せて観覧を。
開館時間は午前9時から午後4時。
会期中の今後の休館日は1月17日(月)。
問い合わせは高崎市歴史民俗資料館、電話027-352-1261
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