懐かしい学校給食の味バンズパン

(2021年09月29日)



江木食品

 

昭和22年創業の地域に根差したパン工場

昔懐かしいバンズパンや味噌パンでおなじみの江木食品工業。昭和22年に創業し、工場生産による安定したパンの製造を強みに、戦後の学校給食法制定とともに地域の小・中学校へ給食パンを納入し続けて70年以上になる。

 

現在も本社工場のある江木町を起点に六郷や豊岡、浜尻、大類など市内22校と、桐生市内でも30校へ届けるほか、地元の高校や福祉施設の購買、飲食店・移動販売店への卸も展開。また、高崎市と前橋市には工場直営店舗の「アンファン」を開設し、地域の人々に向けて焼き立てのパンを販売している。

 

「手ごろな価格でおなか一杯になってもらえるように、1個当たりの単価は低く、大きさで勝負しています。味や見た目は素朴ですが、今時珍しい昔ながらの風合いを楽しんでもらえれば」と製造・管理の相川賀保さんは話す。

また、「余分なものは一切加えない」というシンプルな生地作りもこだわり。小麦粉、砂糖、塩、イースト、油という純粋な材料を基本に製造しているので、日持ちしない分、小さな子供からお年寄りまで安心して食べられる。

 

見た目も味もレトロな、昔懐かしいラインナップ

高崎じまんでのラインナップは、バンズパン、味噌パン、焼きそばパンといったレトロな商品が中心。なかでも学校給食でおなじみのバンズパンは、ふわふわのパン生地にバニラエッセンスを利かせたビス生地を重ねて焼いた、甘食のような素朴さが持ち味。プレーン、マーガリン、あんマーガリンの3種類が並ぶ。

 

味噌パンには、一般的な俵型の白パンではなくずんぐりむっくりとしたコッペパンを使い、白味噌と砂糖を煮詰めて作る甘じょっぱい自家製ダレをサンドした、江木食品独自の味となっている。

 

また、毎週金曜日には数量限定で、米粉50%を配合した「ちょっと高級な食パン」もお目見え。お米本来の甘みを感じる優しい味わいの生地と、混ぜ込んである黒米のツブツブとした食感が特徴だ。

おいしい食べ方としては「原料がお米なので、納豆や海苔の佃煮など、ご飯のお供とあわせるのもおすすめ」。毎日の食事や贈答品として手に取ってみては。

 

江木食品工業株式会社

高崎市江木町1231

TEL.027-322-3087

 

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