高崎まつり・山車まつりは中止。大花火大会は開催
(2021年07月14日)
花火観覧会場の観覧者数は例年の4分の1に
高崎市は、9月4日(土)、5日(日)に予定していた「第47回高崎まつり」「第19回高崎山車まつり」、「第38回高崎市技能祭」の中止を7月14日に発表した。
この3事業の各実行委員会から、新型コロナウイルス感染症の影響で、ソーシャルディスタンスの確保が困難であるとの理由で中止したい旨の報告があったことを受けて、決定した。
大花火大会については、重点となる3項目の感染防止対策を行い、9月4日(土)午後7時30分から8時20分まで開催することが発表された。
打ち上げ場所は和田橋上流で、約1万5千発を打ち上げる。
交通規制の区域は、高崎警察署と調整中。
重点となる感染防止対策は、観覧者数の制限=主催者が用意する観覧会場の観覧者数は例年の約25%の1万5千人を上限とする、観覧会場は市民限定=市外・県外からの観覧者の来場による感染拡大を防ぐため観覧会場の観覧者は市民限定とする、観覧会場は事前応募=観覧場所として人気の和田橋周辺の集中を避け、観覧場所を分散させるため事前応募により主催者が指定した観覧場所で観覧してもらう―の3点。
花火の観覧会場は、和田橋上流左岸の烏川親水公園高松エリア(1100人)、和田橋上流右岸の運動広場(3200人)、和田橋下流右岸の運動広場(10600人)、創価学会高崎平和会館駐車場(100人)。合計1万5千人。
また入退場口の設置、マスク着用、検温、消毒、飲酒・食事の禁止などの対応を行う。緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の対象地域からの来場を控えてもらうため、実行委員会、高崎市、高崎観光協会のホームページ、高崎駅と東西の大型ビジョンなどで周知をはかる。
高崎市の富岡賢治市長は「たくさんの方の意見を聞いた結果、高崎まつりを中止せざるを得ないとの判断に達した。しかし多くの市民が楽しみにしている大花火大会を感染防止対策を徹底した上で開催します」とコメントしている。
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