新町駅エレベータが供用開始に
(2021年06月11日)
住民の要望が実現
JR新町駅のバリアフリー化を進め、駅利用者の利便性を高めるため、高崎市が設置工事を進めていたエレベータの完成式典が5月25日に行われ、式後に供用開始となった。
新町駅は、高崎駅(一日平均の乗車人数=3万2160人・2019年度)、高崎問屋町(同=3950人)に続き、市内3番目の3728人となっている。
新町駅北口・上り線ホームと下り線ホームの連絡橋階段にエレベータが無く、高齢者、障がい者、ベビーカーなどの利用に支障をきたしていた。
これまでの高崎市議会では、「東京方面から乗客が新町駅下り線で降車しようとしても、足が悪いなどの理由で階段を上れないために、いったん新町駅を通過して高崎駅まで行って上り線に乗り換え、新町駅の上り線ホームで下車し、改札を出た」などの話が出されている。
駅利用者や住民から長期にわたって要望を受けており、平成23年に新町駅周辺バリアフリー構想を策定、令和2年3月から設置工事が行われていた。
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