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商工会議所と高崎市、ジェトロ群馬が連携

まちなかの小売店や飲食店の身近な経営相談相手となる「高崎商工会議所まちなか経済情報センター」が、４月５日に開所した。

この情報センターは、昨年、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている市内事業者の支援を目的に高崎商工会議所が開設したサテライト経営相談所を母体に、高崎市とジェトロ群馬が連携して機能の拡充をはかった。

昨年来、コロナ関連の助成金は種類が多く、申請者は書類等の準備に手間がかかっていた。

このサテライトオフィスを拠点に高崎商工会議所の職員がマンツーマンでお手伝いをしたことで好評となり、昨年１２月で終了する予定だったのが、今年３月まで延長され、このほど「まちなか経済情報センター」として機能アップし、リニュアルオープンした。

開所式で高崎商工会議所の児玉正蔵会頭は「開設以来、千数百件に及ぶ相談を受け、継続を要望する声も大きかった。高崎市の富岡市長の理解を得て新たに開所することができた。経営者の方に気軽に相談に訪れていただければとてもありがたい。まちなかの商業者を訪問し、商店、飲食店、中小零細事業者の発展に貢献していきたい」と話している。

高崎市の富岡賢治市長は「中小企業の経営者が気軽に相談できる窓口をまちなかに開設できた。支援制度や助成金の申請方法がわかり、経営者も助かっている。幅広い情報交流の場としていただきたい」と期待を寄せている。

開設場所は、さやもーるタイムズビル１階。開所時間は午前８時３０分から午後５時１５分。土日祝は休館。電話027-386-6850。