群響定演2021【後期シーズン】
(2021年03月19日)
広上淳一
クリスティアン・アルミンク(c)ShumpeiOhsug 小山由美 天羽明惠(c)Akira Muto
小林研一郎 宮田大
第574回定期演奏会/2022年1月22日
ブルックナー/交響曲 第8番 ハ短調 WAB108 (ハース版)
指揮:広上淳一
この演奏会もコロナ禍で中止となった昨年2020年度の6月公演を復活させての演奏会である。人気・実力ともに日本を代表する指揮者の一人である広上淳一によるブルックナーの交響曲第8番を取り上げる。
演奏時間は80分を超える大曲で、後期ロマン派の代表的作品であると同時にブルックナーの交響曲の集大成とも評される名曲。
広上の解釈でどんな響きが生み出されるか注目される。
7月公演と共に響き渡るブルックナーサウンドに期待が高まる。
第575回定期演奏会/2月27日
2月27日(日):マーラー/交響曲 第2番『復活』
指揮:クリスチャン・アルミンク
Sop:天羽明惠 Alt:小山由美 合唱:群馬交響楽団合唱団
2020年2月に開催するにあたりリハーサル初日を終えたところで、政府からのコロナ禍による自粛要請により中止となってしまった公演の再演となる。
群響合唱団にとっては、再開の第1歩であり高崎芸術劇場での群響との初共演となる演奏会である。
指揮のクリスティアン・アルミンクがその卓越した指揮によって、オーケストラ・2声の独唱・合唱の3つの要素をまとめ、文字通りの「復活」となる待ち望んだ演奏会となろう。
第576回定期演奏会/3月19日
チャイコフスキー/ロココの主題による変奏曲 イ長調 作品33
チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 作品64
指揮:小林研一郎 チェロ:宮田大
指揮者小林研一郎と共演歴が多数あるチェロの宮田大を迎えての演奏会。
ベートヴェンと並んで小林が取り上げる頻度が高いお得意のチャイコフスキーの代表曲2作品で、オーケストラの素晴らしさ、管弦楽の響きの奥深さを味わえる演奏が大いに期待される。
10月の公演に続き、「炎のコバケン」の面目躍如といったところか。宮田は日本人チェロ奏者の中で人気・実力ともに常にトップクラスの奏者。小林とのお互いを知り尽くした息の合った演奏となろう。
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