支えてくださる方々に感謝し3連覇めざす
(2021年02月24日)
ビックカメラ女子ソフトボール高崎
岩渕 有美監督
ビックカメラ女子ソフトボール高崎が、日本女子ソフトボールリーグ2020年シーズンで2年連続、4度目の優勝を果たした。ビックカメラ高崎を率いる岩渕有美監督は2017年に監督に就任し、監督としても3度目の優勝となった。
岩渕監督は、ソフトボールの強豪・星野高校(埼玉県)を卒業し、宇津木妙子監督が率いる日立高崎(ルネサスエレクトロニクス高崎)ソフトボール部に入部。以来、チームとともに高崎で歩み「人生の半分以上が高崎市民です」と笑顔で話す。その間、日本代表としても活躍し、2004年のアテネオリンピックでは宇津木ジャパンのメンバーとして銅メダルを獲得した。
現役引退後、宇津木麗華監督のもとコーチに就任し、2017年に日本代表ヘッドコーチに就任した麗華監督の後任として、ビックカメラ高崎の監督に就任した。
これまで宇津木妙子さん、宇津木麗華・日本代表ヘッドコーチから薫陶を受け「人間力」の育成を学んだ。ビックカメラ高崎は、日本代表・オリンピックメダリストのベテランから高校卒業のルーキーまで幅広く所属しており、選手一人ひとりの長所を引き出して優勝をめざしたいと話す。
2020年シーズンはコロナ禍の影響を受け、3月から予定されていた前半戦が全て中止となった。「自分を見つめ、レベルアップするチャンス。思い切って変わっていこうとチャレンジできた」と振り返る。コロナ禍の中で前向きにモチベーションを上げてきたことが後半戦につながったそうだ。
ソフトボールは高崎市民が誇るスポーツとなっている。「高崎の皆さんに支えられ、感謝でいっぱいです。自分たちの最高のパフォーマンスでソフトボールを楽しんでもらえるようにがんばります」と話している。2021年シーズンは4月3日に開幕、4月17日・18日に高崎市ソフトボール場で第3節高崎大会が予定されている。
高崎商工会議所「商工たかさき」2021年2月号
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