独自の先進的な高齢者施策を実施

(2021年01月31日)




高崎市あんしんプラン(案)

高崎市は高齢者福祉と介護保険分野について、2021年から2023年の3カ年度を計画年度とした「高齢者あんしんプラン(案)」を策定し、2月1日からパブリックコメントを募集する。

 

この計画は、団塊の世代が75歳以上となり、高崎市の高齢化率が30%以上となることか見込まれる2025年や、高崎市の高齢者数のピークが想定される2040年に向け、高崎市のこれまで取り組み成果を検証しながら、今後の施策の方向性を示した。

 

高崎市の高齢化率は28・11%(令和2年9月30日現在)で、団塊の世代が75歳以上となる2025年に高齢化率が30%を超え、さらに団塊ジュニア世代が65歳以上となる2040年には、少子化の影響も加わり高齢化率は35・2%、生産年齢人口(15歳以上65歳未満)の比率が2020年の58・7%から53・6%になると試算されている。

 

日常生活圏で見た各地域の状況では、高齢化率が最も高いのが倉渕47・1%、最も低いのが桜山の18・2%で、28・9ポイントの差。

要介護等認定者数は、最も高いのは城南22・6%、最も低いのが吉井西13・7%で8・9ポイントの差。

ひとり暮らし率が最も高いのは南25・5%、最も低いのが大類9・8%で15・7ポイントの差。

高齢化が進む中でも市内各地域では差があり、地域の実情に応じた施策を実施していく必要がある。

 

高崎市では「待つ福祉から出向く福祉」により高齢者あんしんセンターを拠点に高齢者に寄り添った施策を展開している。

この計画では「元気にいきがいを持ってくらしていくために」、「住み慣れた地域で暮らしていくために」、「持続化可能で質の高い介護サービスを提供していくために」を基本方針に定め、おとしよりぐるりんタクシー、高齢者ごみ出しSOS、高齢者配食サービス、高齢者等あんしん見守りシステムなど高崎市独自の先進的な施策を更に推進してことが盛り込まれている。

 

 

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