高崎市指定文化財の指定
(2020年11月30日)
多胡郡正倉跡出土品
多胡郡正倉跡出土 複弁六弁蓮華文軒丸瓦
若田坂上遺跡礫床墓出土 人形土器
若田坂上遺跡礫床墓出土 鉄釧
多胡郡正倉跡出土品・若田坂上遺跡礫床墓出土品
高崎市は高崎市指定文化財の指定2件と指定解除1件を11月20日に発表した。
新たに指定されたのは多胡郡正倉跡出土品と若田坂上遺跡礫床墓出土品。また白岩観音本堂が解体・新築のため指定解除となった。
多胡郡正倉跡出土品は遺跡の年代決定やや性格を位置づけ、古代多胡郡成立の手がかりとなる重要な資料。
若田坂上遺跡礫床墓(れきしょうぼ)出土品は、高崎市を代表する弥生時代後期の礫床墓群から出土した遺物で、当時の墓制や社会構造の研究に資する重要な資料。鉄釧(てつくしろ=古代の腕輪)と人形土器が同じ遺構から出土したことも注目される。
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