ヤクルトレディが火災予防広報に協力
(2020年11月11日)
委嘱式・出発式を実施
高崎市安中市消防組合は、11月9日から始まった令和2年秋季火災予防運動の一環として、群馬ヤクルト販売株式会社が住宅用火災警報器の広報活動に協力することになった。
11月9日に高崎市等広域消防局で委嘱式・出発式が行われた。
両市の女性防火クラブは、家庭用火災警報器の啓発活動に取り組んでいるが、今年はコロナ禍で活動が限られる状況になっているという。
群馬ヤクルト販売では、高崎・安中地区に10センター、170人のヤクルトレディ(販売員)がおり、ヤクルトを届ける際に住宅用火災報知器のリーフレットを配付してもらう。配布は個人宅1万7千軒、1870事業所を見込んでいる。
高崎市安中市消防組合理事長の富岡賢治市長は、委嘱式で「群馬ヤクルト販売株式会社のご支援をいただけることは大変ありがたく、心から感謝申し上げます」と謝意を寄せた。
群馬ヤクルト販売株式会社の塩谷(しおがい)社長は「最近は高齢の一人暮らし世帯が多くなっていると思います。そうした人たちを孤立させてはいけないと活動しています」とあいさつした。
秋季火災予防運動は11月15日(日)まで。住宅用火災警報器の設置は、火災予防運動の重点目標となっている。
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