第33回村上鬼城顕彰小中学生俳句大会 受賞者発表

(2020年10月27日)

市内小中学生から1万3625句

村上鬼城顕彰会(会長・富岡賢治高崎市長)と村上鬼城顕彰小中学生俳句大会(中曽根史一実行委員長)は、第33回村上鬼城顕彰小中学生俳句大会の受賞者を発表した。

 

高崎市内の小中学を対象に俳句を募集し、毎年、個性豊かな作品が集まっている。今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止による休校などの影響もあり、応募作品はやや減少し、小学生の部5687句(昨年6217句)、中学生7938句(昨年8217句)、合計1万3625句が寄せられた。

 

審査の結果、特別賞が、小学生の部、中学生の部ともに10句など400句が入賞した。

 

9月12日に予定されていた授賞式は、新型コロナウイルスの影響で中止となった。

 

主な受賞作品は次の通り。

学校、学年、児童生徒名は配慮のため略とした。

 

小学生の部

 

大会最優秀賞(村上鬼城顕彰会長賞)

間引きする新芽に触れて止まる指

 

高崎市長賞

母さんと密密密な春休み

 

高崎市議会議長賞

風吹けばないしょ話の麦畑

 

高崎市教育長賞

どのキズも想い出いっぱいランドセル

 

高崎市小学校長会長賞

新学期ぼくの先生お兄ちゃん

 

高崎観光協会長賞

遠花火指定席かな父の肩

 

高崎市文化協会長賞

あげはちょうつかんでみたらやさしい目

 

高崎市PTA連合会長賞

とってきた竹の子むいたらピラミッド

 

高崎信用金庫理事長賞

春雷が心の叫び代弁し

 

群馬銀行高崎支店長賞

かきごおりしたをみせあいなにたべた

 

 

 中学生の部

 

大会最優秀賞(村上鬼城顕彰会長賞)

食べなっせ祖母から届く初西瓜

 

高崎市長賞

台風で洗濯された青い空

 

高崎市議会議長賞

祖父まねて土を耕し茄子の苗

 

高崎市教育長賞

ひまわりを見てる振りしてきみを見る

 

高崎市中学校長会長賞

青空へ木の芽が小さな手をのばす

 

高崎観光協会長賞

うんめえと手術後の祖母紅いちご

 

高崎市文化協会長賞

お気に入り手放す決意衣替え

 

高崎市PTA連合会長賞

花菖蒲亡き祖母思い庭掃除

 

高崎信用金庫理事長賞

制服と前髪気にして入学式

 

群馬銀行高崎支店長賞

棚の上そろえた文具春を待つ

 

 

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