豊かな風味を生かした日本茶ジェラート
(2020年09月29日)
茶フェ ちゃきち
豊かなお茶の香りやスッキリとした甘さが魅力の日本茶ジェラート
抹茶をはじめ緑茶や玄米茶、ほうじ茶、玉露といった日本茶を用いた種類豊富なジェラートが評判を呼ぶ、レトロモダンな古民家カフェ「茶フェ ちゃきち」。
店を営む吉田快さんは、昭和56年に高崎市で創業した日本茶専門店「吉田園」の後継者として2015年に同店をオープン。「急須でお茶を淹れるという習慣が失われつつある若い世代にも、日本茶の魅力を伝えたい」との思いから、メニューは日本茶ジェラートをはじめ、あんみつやぜんざいなどの甘味がメインだ。そのお供として日本茶を気軽に楽しんでもらうことで、古き良き日本文化の復興に取り組んでいる。
高崎じまんでは、「ちゃきち」のオリジナルジェラートのなかから、日本茶系、ミルク、ピスタチオといった定番の味を常時10種類販売中。バラ売りはもちろん、組み合わせを自由に選べる8個の詰め合わせを用意している。
なかでもこだわりの抹茶ジェラートは、静岡県産の上質な抹茶を使用し、抹茶の濃さを1段から5段まで選べるところがおもしろい。1~2段なら一般的な抹茶アイスに匹敵、4~5段になれば抹茶好きをも唸らせるほどの濃厚な味わいとなっている。
他にも、炒ったお茶の香ばしさが特徴のほうじ茶や玄米茶、上品な香りと旨みが広がる玉露にも注目。あえて粗めに挽いて香りを際立たせた茶葉と、すっきりとした甘さのミルクベースにブレンドすることで、茶葉本来の香り・苦み・渋みを生かし、まるでお茶そのものを味わっているかのような豊かな風味が堪能できる。
富岡のカフェ「ちゃきち」限定のジェラートも見逃せない!
築60年の古民家をリノベーションした風情ある空間が人気のカフェでは、店舗でしか味わえない抹茶ジェラート最上級の「極(きわみ)」や、3種の「期間限定ジェラート」が登場し、訪れるたびにいろいろな味と出会える楽しみがある。「今後は群馬と絡めた味をもっと開発してみたいですね。焼きまんじゅうのタレや特産品の梅、シルク、コンニャクなどを取り入れられたらおもしろそう。群馬ならではの味を乞うご期待!」(吉田さん)。
茶フェ ちゃきち
代 表 吉田 快さん
富岡市一ノ宮264
TEL.0274-63-4017
高崎商工会議所「商工たかさき」2020年9月号