イオンモール高崎リニュアルオープン!(2)
(2020年07月28日)
新しいライフスタイルの提案
6月26日にリニューアルオープンしたイオンモール高崎。高崎渋川線(県道25号)側に売り場を拡大し、ファストファッションのH&Mや家電量販店のコジマ×ビックカメラなど約45の新店が参加している。
既存ショップについても大規模なリニューアルを実施。大人が落ち着いて食事を楽しめるフードコートや、無印良品と未来屋書店との初の融合店など、新しいライフスタイルの提案が満載だ。同店ゼネラルマネージャーの頼岡成司さんに話を聞いた。
ワクワク感倍増!顧客の幅広いニーズに対応
「イオンモール高崎は2006年のオープン以来、地域の多くの方に親しまれてきました。メインターゲットの30〜40代のファミリー層に加え、シニア層向けの店舗の充実や、よりお子さまが楽しめるモールを目指しました」と話す頼岡成司ゼネラルマネージャー。
100円均一大手のDAISO、日本最大級のコスメ・美容の総合サイトを運営する「@cosme STORE」の直営店。スポーツ用品専門店のスポーツオーソリティ、日本最大規模のホットヨガスタジオ LAVAなど、性別年齢問わず、多様な生活のニーズに対応する専門店が続々と出店している。
1階のレストラン街では、最高品質A5クラスの和牛を、お手頃価格で楽しめる「焼き肉やまとEX」やファミリーに人気の串揚げ専門店「串家物語」など7店舗が新たに加わった。
地域に密着したモールづくり
モール自体にも様々な工夫をこらしている。
たとえば3階フードコートでは、2つの空間を用意した。一つは木目調のシックな内装が特徴の落ち着きある〝大人のゾーン〟。ヴァイオリンやフルート、サックスなどによるミニコンサートが土日を中心に開催されており、まるで高級ジャズバーのような雰囲気だ。
もう一つは明るい雰囲気のなか、お子さま専用の低い椅子とテーブルや、乳幼児がいるときに便利な小上がり席を設置した〝ファミリーゾーン〟。大人だけでもお子さま連れでも快適なフードコートに進化を遂げている。
また、従来1か所だったキッズスペースを3か所に拡大。1歳未満、1〜3歳、3〜5歳と年齢に応じたスペースづくりで、お子さまを安心して遊ばせることができる。
さらに、増床棟の3階には楽しく体を動かしながら健康について考えられる体験型ゾーン「ヘルスチャレンジステーション」を導入。たとえばバランスウォーキングでは、歩く速度や姿勢をカメラでチェックして、歩く姿勢を診断。ほかにも、立ち上がりチャレンジなど4種類の診断コンテンツを展開し、体力づくりへの啓発を促している。
高崎商工会議所『商工たかさき』2020年7月号