シネマテーク上映作品をネットで鑑賞
(2020年04月26日)
5/2よりオンライン上映「仮設の映画館」に参加
新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け現在臨時休館中のシネマテークたかさきだが、インターネットによる新作映画配信「仮設の映画館」に参加し、良質な新作映画と高崎の映画ファンの橋渡しを継続する。
「仮設の映画館」は、劇場での映画鑑賞体験が困難な昨今の状況の中で発足したオンライン上映の新たな試み。観客、劇場、配給、製作者などが営む映画の経済を守る一つの策として、映画監督の想田和弘氏と配給会社・東風が中心となって作られた。
シネマテークをはじめ全国のミニシアターがこの試みに参加する。観客は動画共有サイトVimeoから自分のまちの映画館(シネマテーク)を選び、オンライン決済で料金1,800円を支払いPCやネット接続TVで映画を鑑賞するという仕組み。映画館に実際に鑑賞に行くのと同等の収益がシネマテークに入る。
シネマテークで上映される作品は、5月2日からはじまる『精神0』『巡礼の約束』『タレンタイム』、5月8日からは『島にて』、その後『プリズン・サークル』と続いていく。なお、新型コロナウイルス禍が収束し安心して映画館に行ける日が訪れたら、この「仮設の映画館」はすみやかに“閉館”する。
映画館存続を寄付で支えるシネマテーク賛助会員に加え、またひとつ私たちのまちの映画館を支える仕組みが始まる。自宅の鑑賞環境を整え気分を上げて、映画館さながらのわくわくした気持ちで新作映画を楽しんでほしい。
【仮設の映画館 Webサイト】
http://www.temporary-cinema.jp/
【シネマテークたかさき 賛助会員募集案内】
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